Identity and Access tool
Windows8 + VisualStudio2012で作成し、Server2012で動かすような.Net4.5の環境だけでACSを使うのなら、実は設定は簡単です。
Identity and Access toolというツールがあって。
これに設定を手伝ってもらうことであっさりACSで認証できるようになります。
NuGetツールでIdentity and Access toolをインストールすれば簡単に設定ができるメニューが増えます。
NuGetツールでIdentityで検索すれば今のところ該当するのは1件しかありません。
このツールをインストールすることで、プロジェクトを右クリックした際に表示されるメニューにIdentity and Access…というメニューが出るようになります。
このメニューを選択することで設定ダイアログが開き、そこからAzureの設定を行うことができます。
この辺の設定はWIF SDKでFedUtil.exeを使ったことのある人なら楽々ですね。
WS-Federationのxmlを読み込ませる必要があったのが、Namespaceの設定のみで行けるようになっているのが大きな進歩です。
(上記ダイアログの真ん中ら辺)
Azure WebSites
上記のIdentity and Access toolが出てくるようになった頃、Windows Azureが進化しました。
WebSitesという機能で5分でサイトが作れるというスグレモノです。
しかも共用なら10サイトまで無料!
なんて太っ腹な。
ところがところが。
この無料のWebSites、.Net4の環境なんですよ。
(2012がまだ正式リリース前なので当たり前)
Identity and Access toolで出力されるWeb.config、これは.Net4.5用のものしか作ってくれません。
しかたないのでIdentity and Access toolはAzureを相手にする場合は使えない子、ということになります。
(もちろん、Virtual MachineでWindows Server 2012を選べば使えまくれます)
早くAzure環境も.Net4.5で動いてほしいですね。
ではでは、Windows8 + VS2012ではWebSites + ACSのものは作れないのでしょうか。
実はそんなことはなく。
作れる方法があります。
それはまた次回、ということで。
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